思考のクセで貴重な時間を失っている
私が今すぐにやめたいこと、やめなきゃいけないことって沢山あるな~と思いました。
- 取り越し苦労になるような心配をすること
- 過去のことを何度も何度も頭の中で思い起こすこと
- 必要以上に自分を責めること
- 苦手な人のことを思い出して、次に会うときのシーンを思い描くこと
- 自分と他人、あるいは自分の家族のことと他の家族とを比べること
- 目の前のことに集中せず、他のことに思いを巡らすこと
というのも、先日こんな本を読んで自分を振り返ってみたからです。
メンタルが強い人がやめた13の習慣主婦でも、サラリーマンでも、あるいは会社の経営者であっても、その身に起こる様々なことに対処できる強い心を持つことが大事。そのためには心を鍛えないといけないのだけれど、何かを始めるとか難しい訓練は必要なく、自分でも気づいていない心のクセ、考え方の習慣を変えていこう、という内容の本です。
人は新しく何かを始めるとそれを続けるのが結構大変ですが、身に付いた悪い習慣をやめるというのもかなり大変です。
いつでもやめられる、本気になればやめられるといった習慣こそ、案外やめられないもの。
私はこの本に書いてある「自分の力を手放す習慣」を一番にやめなければならないと思いました。
上のやめたいことの4番目に書いた「苦手な人のことを思い出して次に会うときのシーンを思い描くこと」がまさにそれです。
私は昔からこの習慣で自分の貴重な時間を潰していました。
苦手な人に何かを言われて嫌な思いをしたり、怒りを覚えたりするのですが、実際にその時はうまく言い返すことができず、後になって悶々とするのです。
そして「今度こう言われたらこうやって言い返そう」など、まだ起こってもいないシーンを勝手に想像し、あれこれシュミレーションしてみるのです。
こういった時は大抵、台所で洗い物をしているなど、単純な作業をしているのですが、その作業に集中できていません。
そう、自分の時間を過ごしているのではなく、他人に時間と思考を奪われてしまっているのです。
この習慣をやめるには、他人の言動に隠された真実を明らかにしたり、自分の行動を正しく振り返るなどして、冷静に客観的に物事をみて必要以上に他人の言うことを気にしないことです。
まぁ、これがすんなりできれば苦労しないのですが、もし頭の中に他人の言動を気にすることが浮かんできたら、「あ、これは他人に時間を奪われている。他人に支配されてしまう」と自分に言い聞かせてみるといいかもしれません。
どうしようもないことを心配したり、いいことも悪いことも含めて過去のことを何度も思い返したり、自分の力の及ばないことに時間を使うのはもうやめにしようと思います。
いきなりゼロにはできないかもしれませんが、思い浮かび始めたらやめるようにして、目の前のことに集中するように意識したいと思います。
メンタルが強い人がやめた13の習慣エイミー・モーリン 長澤 あかね