暮らしの素

格安スマホを使って家計を助ける方法をお伝えします。家計簿の続け方や時間を有効に使う方法なども書いています。

2017年11月

不毛な戦い

裁縫箱のひとつの引き出しが満杯になって、今の今まで見て見ぬふりをしてきたけれど、さすがに今日整理することにしました。

小さな引き出しですからね、10分もあればできるのですが、そこに入っているものをどうすればいいのかがわからなくてずっとずっと手をつけずにいたのです。

そう、その引き出し一杯に入っていたのは、洋服を買った時に付いてくる小さなビニールに入ったハギレ&ボタン、もしくはボタンだけ、なのでした。

洋服を買ったときは、なんだかすぐに捨てるのも忍びなくて一応その引き出しに入れておくのです。

でもあのハギレ、使ったことがありません。

ま、ボタンはともかくとしてあのハギレ、何に使うのでしょうか?

服のどこかが破れた時に継ぎはぎするため?

あ、違いますね。そっかハギレとボタンを一緒にしておくことで、ボタンが外れた場合、ハギレと服とを照らし合わせてボタンを間違えずに付けられるようにするためということかな?

でも我が家は、男性ものの黒や紺の洋服が多いから、ハギレもほとんどが黒か紺。どれがどれだかわかりゃしないわ。

こんなの、今まで使ったこともなかったのだから全部捨てちゃってもいいんじゃない?

となるとハギレは燃えるゴミで、ボタンはプラごみ?入ってる袋もプラごみですね。

うーん、全て分別するの、面倒…

だったら全部袋から出して、ボタン、ハギレ、袋にして、ボタンはとりあえず小さな箱と袋に色別に分けて入れて、ハギレを燃えるゴミへ、袋はプラごみへということにしました。

裁縫箱の小さな引き出しは見た目スッキリしましたが、このボタンたち、使う日は来るのだろうか?

ボタンね、沢山あってもいざ使うとなると、2つ穴と4つ穴で違っていたり、微妙に大きさが違ってて洋服に合わないってことがあるんですよね~。

ハギレやボタンと格闘して、でも何のためにこんなことやっているのかちょっとわからなくなる作業でした。


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無印週間でも厳選

無印良品のセール最終日にアロマオイルを求めにお店へ行ってきました。

こんなことを書くと「だからモノが売れなくて不景気になるんだよ」と言われてしまいそうですが、セール期間だからといって安易な買い物はしません。

昔だったらストレス解消にと、センスのある食器や小物など手に取ってはカゴに入れてたかもしれないけど、今は必要なモノだけを買って、それで十分満足できます。

賢くなったのか、それともただ歳を取って落ち着きすぎてしまったのか…その両方あるかもしれませんね。

ということで、今回はアロマオイル(エッセンシャルオイル)の「ラベンダー」と「ブラッドオレンジ」、日焼け止めシート、ハイネックの長袖Tシャツを1着買いました。

ラベンダー&ブラッドオレンジ

「ラベンダー」は定番でいつも使っている香り。「ブラッドオレンジ」は今回初めて買ってみました。

テスターで嗅いでみたところ、スイートオレンジよりもすっきりとしたように感じたのですが、使ってみるのが楽しみです。

ハイネックの長袖Tシャツは2着買うと20%OFFということで、散々迷いましたが、絶対に欲しいというものは無かったので1着だけにしました。(こんなところもね、昔だったら必ず2着買っていましたよ。)

アロマオイルは天然塩や重曹に混ぜて入浴剤を作るのに使っています。

バスソルトの作り方は、1年ほど前に地域の公開講座で教わりました。

50mlの塩(天然塩)に20滴のオイルを混ぜるだけと、とても簡単にできます。

手作りバスソルト

市販の入浴剤に比べると香りが消えてしまうのが早いのですが、天然のものだけに安心して使えますし、自分で手作りするとトータルでかなり経済的です。

寒くなるこの時期には、塩の成分が体をとても温めてくれます。ただ、お肌がすごく敏感な方やアトピー性皮膚炎の方は、刺激になってしまうのでご注意ください。

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換気扇掃除と不用品の処分

年の瀬も近くなって余裕のあるうちにと、キッチンの換気扇の掃除をしました。

4ヶ月ほど前に掃除していたので、それほど手こずることなく済ませることができてよかったです。

換気扇などの油汚れは寒い年末にやるよりも、夏場にやっておいた方が断然楽なんですよね。

今回も換気扇のフードやスイッチの回りはセスキ炭酸スプレー(セスキ炭酸ソーダを水で薄めたもの)を吹き付けた布で拭くだけで簡単にキレイになります。

参考記事→セスキ炭酸は万能選手

セスキ炭酸

我が家の換気扇本体は、扇風機の羽のようなタイプではなく、ドラムの複雑な形をしているで、細かい所はドライバーなどでチマチマ油の固まりを取っていくしかありあません。

「もう少し掃除しやすい形であればいいのに」と思いつつも、ちょっとずつ汚れを掻き出していく作業に没頭するのも悪くはありません。

きれになって、フードの外側のフィルターを洗い、不識布のカバー(これはダイソーで2枚セットになっていたもの)を新しいものに取り換えて完了です。

とってもすっきりしました。これで新しい年を迎えられます。(かなり気が早いけど!)

今日はこの作業のついでに、普段はあまりしっかりとは覗かないシンクの上の棚を見てみました。

モノが溢れないように気を付けているスペースなのですが、ふと1つの缶が目に留まりました。

もう20年くらい使っている「海苔」の缶です。

以前は、夫の実家に帰省したときなどに、数ヶ月では食べ切れないような量の海苔をもらっていました。

使う分は手の届きやすいところにジップロックなどに入れて使い、残りをこの缶に入れて保存していたのです。

今ではもうそんなに大量の海苔をもらうこともなくなりました。

自分で海苔を買うときも、割安だからと言ってそんなに沢山買いません。せいぜい2袋くらい。

だからその保存用の缶も、普段は空っぽなのです。

でもそのことに今日初めて気が付きました。

予備の海苔を入れておくために絶対に必要だと思っていた大きな海苔の缶。

よく考えてみたらいつしか必要なくなっていたのに、あることが普通になっていました。

必要ないので捨てます。

その缶があるために、その傍に置いてあるバットの出し入れがし辛かったのに、今の今まで缶を処分するということに気が付かなたったのはどうしてなんでしょうね?自分でも不思議です。

漫然とではなく、新鮮な目を持って見てみることって大事ですね。

年末に向けてお掃除や断捨離を進めましょう!

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言い訳ばかりの人は魅力的には見えない

家計簿をつける勇気

先日会ってお話した方、ママ友として長くおつき合いさせてもらっている方で、お料理が得意でセンスがあって楽天家でいつも前向き。本当に素敵な方なんです。

でも、家計に関してはかなり大雑把らしく、それを今回初めて知ってその意外性にちょっとびっくりしてしまいました。

彼女、お財布にお金があったら全部使ってしまうらしく、もちろん家計簿はつけたことが無いんだとか。

私は自分の経験も踏まえて家計簿をつけることをお勧めしましたが、取りつく島もない感じです。

「毎月、赤字なのはわかっている」のだそうです。それを旦那さまのボーナスで補てんしているというのですが、実際毎月どれだけの赤字なのかを確かめるのが怖いというのです。

そうなんですよね。多くの場合、家計簿をつけない本当の理由はここにあるのだと思います。


  • 数字が苦手、計算が苦手
  • 今はなんとかなってるから大丈夫
  • 細かいことが苦手
家計簿をつけない表向きの理由は様々ですが、実のところは「本当の家計状態を見るのが怖いから」なのです。

私もそうでした。

家計簿をつけていたって、数字を書き込んで計算をしていたって「なんとかなる的」な根拠の無い楽観材料にすがりついていました。

でもそれがまだ30歳~40歳前半だったからよかったのだと今では思っています。ギリギリセーフ、といったところだったのではないでしょうか?

その彼女は楽天家なのはいいのですが「私って切羽詰まらないと真剣になれないタイプなの」とか「昔からなんとかなるさ~でやってきたから」なんて言って笑っているのです。

私と同世代でずっと専業主婦を続けてきた彼女、本当になんとかなるならそれでいいのですが‥

自分は自分、と頭ではわかっているつもりでも、彼女を見ていると、今の家計のことや将来のことを真剣に真面目に考えていたって何が起こるかわからないのに、楽観的に考えてなんとかなるさ~で気楽に生きている人が将来もなんとか楽しく生きていけるのだとしたら、何だか割に合わないな、なんてつまらないことを考えてしまったり。

でも、何だろう?彼女のことは少し前までとても素敵に思えていたのに、今回会ってみると言い訳ばかりで楽なところに留まっているような人に見えてしまったのです。

人は誰だって言い訳したり怖いことに立ち向かえない弱さを持っていると思うけど、できれば勇気を出して怖さを乗り越え、1歩でも半歩でもいいから成長していきたいと、私は思います。

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ミヒャエル・エンデの『モモ』を読んで

久しぶりに、というか大人になって初めて児童書を真剣に読みました。

ミヒャエル・エンデというドイツ人作家が書いた『モモ』という物語です。

名作と言われているのに今まで一度も読んだことがありませんでした。

私は普段本はよく読みますが、フィクション(物語)は少な目で、家事や健康や経済の実用書とか、いわゆる引き寄せとか自己啓発に関するものばかり読んでいます。

でも、そういったジャンルの本ばかり読んでいると、身になるどころか最近なんだか疲れてきて、心で感じずに頭でっかちになってしまうような感じがしてきたのです。

そこで、ちょっと落ち着いて心から楽しめるような本ということで、以前から読みたいと思っていた『モモ』を選んでみました。

モモ (岩波少年文庫(127))
ミヒャエル・エンデ
4001141272

この本はモモという小さな女の子を主人公としたファンタジー(空想小説)で、いくつかの小さいお話とメインの大きな話から成っています。

この本で私は2つのことを教えてもらいました

1つ目は「人の話を聞くことの大切さ」です。

主人公のモモは親もいない住む家もない浮浪児ですが、寝泊りしている劇場跡には沢山の人がモモに会いに集まってきます。

それはモモに話を聴いてもらうためなのです。

モモは黙って相手の話を聴きます。

何かの解決策を探している人も、モモに話を聴いてもらうと自分の中に元々あった解決策に気付くというのです。

現実の世界でも「話を聴いてもらう」ってとても大事なことですよね。

聴いてもらうだけで話す方がスッキリするということは多々あります。

だから話を聴いてくれる人の回りには沢山の人が集まってきます。

でも実際、自分の話を喋りたい人が多くて、人の話をじっくり聴いてくれる人って貴重な存在だと思います。

人の話を聴くどころか、話題を全て奪い取ってしまう人もいますよね。私はそういう人は本当に苦手です。

ですので、このモモを読んで心に誓いました。
「人の話は最後までじっくり真剣に聴いてあげよう」と。

これがモモに教えてもらった1つ目のことです。

2つ目は教えてもらった、というより考えさせられたという方が的確なのですが、この本のメインの話である「時間どろぼう」のことです。

物語では「時間どろぼう」という集団が人々から時間をかき集めるのですが、その様子がまさに現代社会そのものでびっくりです。

物語の中で、人々は時間を大切にするために余った時間を貯蓄しようと励むようになります。

仕事や家事や様々なことを効率よくこなすようにして、仕事の意味や仕事を楽しむことを忘れてしまいます。

子どもたちが自由に遊んだり空想を膨らませたりすることは無意味だと決めつけられて、将来役に立つことだけを頭に詰め込まれるようになってしまいます。

街の人々はみんな余裕がなくなって、笑顔がなくなりイライラした顔つきに変っていきます。

効率化しようとしているのに、どういうわけか人手不足になり、一人がこなさなければならない仕事量が増えて、無理をして働かなければならないようになってしまいます。

私は、この物語がまるで日本の今の社会を描いているかのようで、驚くしかありませんでした。

この物語が書かれたのは40年以上も前なのに…
作者は社会の本質を見通していたのでしょうか?

コンピュータが出来て、インターネットやスマホが日常生活に入り込み、今やAIとかでどんどん人間は楽に暮らせるようになってきているのに、方や人手不足、長時間労働、高齢化、待機児童など、深刻な問題は吹き出し続けていて、もしかしたら解決策がズレているか、技術をきちんと活かしきれていないのでは?などと思ってしまいます。

便利な技術や道具ばかりがあっても、それだけで良い社会とは言い切れません。

本当の暮らしやすく良い社会というのは、一人一人の心に余裕がある社会ってことなのかな?と考えさせてもらったのが、この本から教わった2つ目です。

たまに児童文学に触れてみるののいいものです。

モモ (岩波少年文庫(127))
ミヒャエル・エンデ
4001141272

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