冷静になること・慌てないことが肝心
昨日、
【緊急の通知】Amazonプライムのお支払にご指定のクレジットカード有効期限が切れています!
といったこのようなメールが届きました。↓
実は2、3日前に、何方かのブログだったか、あるいはニュースのコメント欄で「Amazonプライムの有効期限が切れているというメールが来て操作したけど、うまくできない。」というのを読んだばかりでした。
私はAmazonプライムの会員ではないので、このメールを読んですぐに「変だな!」と気づきましたが、プライム会員の方はもしかしたらそのまま操作を始めてしまうかもしれません。
ですが、このメールが怪しいと思われる大きな点が2つあります。
1つ目は【緊急の通知】と書かれているところです。
メールに緊急とか至急などと書かれていると、どうしても焦ってしまいがちですが、一般的に個人を相手にしている場合、企業や商店側、すなわちお金を受け取る側の都合で「緊急」などと言ってくることはまずありえません。
仮に今回のようにクレジットカードの有効期限などの問題があるのであれば、おそらく2、3ヶ月前から何度か連絡が届いているはずです。
更に言えば、放っておいてプライム会員が外れるのであればそのままでも構わないでしょうし、どうしてもサービスを受けたければ後日また入会すれば済む話です。
そして2つ目は個人名が書かれていないこと。
本文の一番上に私の「メールアドレス+様」と書かれていましたが、本来、重要なメールであればここに私の個人名が入っているはずです。
個人名や個人のIDなどが書かれていないメールはそれほど重要なものではないでしょうし、メール内のURLを不用意にクリックしたり、添付ファイルを開くことは危険です。
もちろん、個人名が書かれていたとしても、身に覚えのないメールには十分気を付けなければなりません。
私たちはインターネットやパソコン、スマホなどで日々新しいサービスと出会っていますが、そこには必ず騙そうとする悪意も紛れ込んできます。
その餌食にならないよう常に冷静になって、対処方法や身を守る術を持っておくことが大事です。