意地悪よりたち悪い

デリカシー

普段はあまり行くことのない、でもそれほど遠くない隣町に私の好きなキャラクターグッズのお店があります。

先日久しぶりに近くまで行く用事があったので、用事を済ませてそのお店に立ち寄りました。

ま、年甲斐もなくというところでしょうが昔から好きなキャラクターで、最近は私たちの年齢層にも違和感のないデザインも増えてきました。

節約&モノを必要以上に増やさない生活をしている私にとっては誘惑の多い場所なのですが、商品のアレコレを見ているだけでストレス解消になるし、幸せな気分になれる場所でもあるのです。

その時も店内をゆっくり歩きながら色々な商品を見て楽しんでいました。

と、その時、傍にいた小学高学年の女の子と母親の会話が、突き刺さるように私の耳に入ってきました。

娘:「何ここ!バツバツ(私の好きなキャラクター名)しかないじゃん!かわいくない!」
母:「そうだね~全然かわいくない!」
娘「え~マルマル(別のキャラクター名)だったらソッコー買うのに」
母:「バツバツしかないんだったら、他の店行ってみようよ」

大きな声で、なんですか?

私は気分を害されたと同時に、親子のそんなちょっとした会話に気分を左右されてしまう、小さな心の持ち主なんだということを自覚しなきゃいけなくて、ちょっと落ち込みました。

あ~ぁ、せっかく楽しい気分に浸ろうと思っていたのに…

デリカシーのないことってこういうことだと思います。

人の好き嫌いは仕方ないけど、大きな声で「アレ嫌い、コレ嫌い、かわいくない」なんて、周りにいる人のことや店員さんのことを考えないのでしょうかね。

高校生や若い子たちが、ちょっと調子に乗って言ってるくらいならまだしも、子どもを持った母親がこれじゃぁ、その娘もかわいそうにさえ思ってしまいます。

でも、人のふり見て我がふり直せ、です。私も気を付けなきゃ。

デリカシーの無さは、時に故意に意地悪することより人を傷つけます。

大人として、常に細やかな気配り、他人への自然な気遣いができるようになりたいものです。

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