比べるというより自分を安定させること

人の不幸は蜜の味

この春、とあることで我が家に激震が走りました。

ただ、収入を断たれたとか住むところが無くなったということでもなく、家族は至って元気に暮らせています。

だから文句を言っても仕方ないし、不幸中の幸いとでも言うのでしょうか、傍から見たら蚊に刺されたような出来事にすぎないのだと思います。

「世の中見渡せば、もっと苦労している人もいるわけですし、元気でいられるだけでも幸せと思わないと。」

日々、何か起こった時は、そう思うように自分にも言い聞かせているのですが、「そういう考え方は自分より他人を下に見て踏み台にしているのだから悪い考え方だ」と知人に言われてしまいました。

確かに、「他人の不幸は蜜の味」とでもいうように、あれこれ他人の不幸を探して自分の方がいい、なんて思うのはよくない精神の持ち方だと思うし、しょっちゅう他人と比べていたら気の休まる時がありません。

でもなんでしょう…自分より大変な状況にあると思われる人を特定しているわけでなく、むしろ、そういった状況でも頑張っている人もいるであろうと想像して、その上で自分を律するのだから、それほど悪いことではないんじゃないかな~と思うのです。

しかも人間は本当に弱い存在です。心の中で誰かと比べて「私の方がマシ」って思うくらいやってもいいのではないかな。

ダメ、って言われても私はやっちゃうな~。だってそうすることでしか立っていられない時だってあるわけだから。

世界中を見渡せば、戦争に巻き込まれている人たちだって大勢いるわけだし、だからといってその人たちに申し訳なく生きて行くのは、もっとその人たちに失礼なのではないでしょうかね。

あ、なんだか話が大きくなりすぎちゃいました。

要は、「人の不幸は蜜の味」というのはこれはもう人間の性でしょうから、ある程度は仕方ないと思って心にグッと留めておくなら、責められないことだと思います。

その上で、自分がいつも深刻にならず前向きに生きられるのなら、それはそれでよし、ということです。

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