回り道だったかもしれないけれど

前回の【電力会社選び】の続きです。

(前回記事はこちらからどうぞ→電気料金のシミュレーションに振り回された結果【わかったこと】

前回記事でも書いた通り、これまで契約して使ってきた東京電力(現:東京電力エナジーパートナー=TEPCO)の「半日お得プラン」良さをあまり実感できずにいた私。

本当に我が家に合っているのかどうか半分不信感を持ちながらズルズルと今日まできていました。

だから、今回この「半日お得プラン」が廃止になるということで、なんとしても他のプランにしたいと思い込んでいくつかのサイトなどでシュミレーションをしてみたです。

ブログには、最後に「TEPCOのスタンダードSに決めた!」と書きましたが、しつこいですね、私。それでもなんとなく納得できなくて、表にして目で見てはっきりとわかる形にしよう、と思いました。

そうしてExcelで作ってみた表がこちらです。(クリックで拡大されます)電力料金比較表

これは各社とも基本料金や燃料調整費なども含まない、純粋に電気を使った量に、相当する単価を掛けたものです。

ただし、Loopでんきは基本料金がゼロなので、こちらの表ではその分各社よりも高くなっています。

こうやって改めて見てみると、今までの「半日お得プラン」が年間で最も安いことがわかりました。

電力量に対する単価はこちらです。電力量単価

頭の中で除外されていた「半日お得プラン」を継続するという選択肢

「半日お得プラン」は、ハナっから止めようと考えていたので、前回の記事でも書かなかったのですが、実は現在この「半日お得プラン」で契約している場合に限って、TEPCOの新しいグループ会社(株)Pintというところでの「半日お得プラン」を続けることができるのです。

もうすっかりこの「半日お得プラン」は私の頭から消え去ろうとしていたのですが、計算して表にしてみた結果、やっぱり安さに勝るものはないと思い始めてしまいました。

ま、そうは言っても比較した各社共、それほど大きな差はないですし「時間を気にしないでいつでも同じ電気料金」というのも大きな魅力ではあります。

「半日お得プラン」を再度選んだ安さに次ぐ大きな理由

大きな差はないものの、一番安いのは「半日お得プラン」。

ただ、これだと洗濯機や掃除機を使う時間を気にしてしまって不自由なことも。

でも、夜間の電気代12.68円は捨てられない。大学生の次男が夜遅くまでレポートを書いたり、ダラダラと夜更かししたりする。私のストレスを少しでも減らせるためにはこの夜間料金が必要なのではないか?

そう、ここなんです。大学生の次男にはもはや「早く寝なさい!」などと小言は言いたくありません。言いたくなることはしょっちゅうですが…

だからやっぱり特別に安い夜間料金が我が家にはまだ必要なのかも、と考え今まで通り「半日お得プラン」を継続することにしました。

半日お得プラン料金表

電力会社やプランを比較してわかったことと注意点

・家族が1人~3人くらいの少人数であれば、どこを選んでも大差はなく、変更は必要ないでしょう。

・変更を考える場合は、信頼できるサイトを参考にしてシュミレーションを行いましょう。ミラともというサイトは、わかりやすく親切に書かれているサイトだと思います。

・検針票などを元に季節の違った3ヶ月分ほどを電力量の単価で計算してみると、より一層合うプランがはっきりします。

電力量の単価はホームページ、もしくは約款に記載されています。見つけられない・わかりにくいといった場合は不親切な会社なので除外して構わないと思います。

最後に、TEPCOでは「半日お得プラン」を廃止するのに合わせて新プラン「夜トク8・夜トク12」というプランができたようです。

TEPCOでシュミレーションしても我が家はこのプランが出てこなくて、一体今までのとどう違うのだろう?と調べたところ…

夜トク8は夜の11時~翌朝7時が夜間で夜間料金が20.78円(1kwh)。夜トク12は夜の9時~翌朝9時が夜間で夜間の電気料金が22.55円なのです。高いですよ~。ちなみに昼間の料金は夜トク8が32.14円で夜トク12が33.76円。昼間の電気代がめちゃめちゃ高すぎて休日に家でくつろげなさそう…

このプランはおそらく夫婦共にフルタイムで働いているような家庭向けなのでしょうが、スタンダードプランを選んでもほぼ変わらないのでは?と思ってしまいます。

電気料金を少しでも安くするために電力会社やプランを選ぶのは大事なことですが、日々のこまめな節電ももちろん大事。

改めて節電に関しても考えさせられる機会となりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます☆他にも楽しいブログあります▽▽