【定年後の暮らし】は別世界ではなく、今日の延長線上にある

定年バカ (SB新書)
勢古 浩爾
4797393394

数々の「定年に向けて書かれた指南書」をことごとく扱き下ろし、痛快です!

目次からして叩き切ってます!

  • 第1章 定年バカに惑わされるな
  • 第2章 お金に焦るバカ
  • 第3章 生きがいバカ
  • 第4章 健康バカ
  • 第5章 社交バカ
  • 第6章 定年不安バカ
  • 第7章 未練バカ
  • 第8章 終活バカ
  • 第9章 人生を全うするだけ

筆者は男性なので、女性の定年や、妻の立場から見た夫の定年とは違ったものとなるのでしょうが、全体を通して筆者が言いたいことは、「定年後の暮らしは、ハウツー本に書かれているようにはうまくいかない・いくわけがない」ということでしょう。

”ずっと仕事を続けるべし”という人もいれば”地域社会に貢献しよう”という考えがあってもいい。でも他人にそれを押しつけてはいけない」と。

生き方は人それぞれ。だから生き方や定年後の暮らし方に正解なんてものはない、ということで、正解があるとすれば「なるようにしかならない、ということを肝に銘じておく」ということでしょうか。

毎日会社勤めをしている人が定年を迎えれば「さ、明日からは毎日日曜日だぁ~」ということなのでしょうが、だからと言って全くの別世界に移るわけでなく、1日1日をそれまでと同じように生きていくしかないのです。

私なんか「今度に休みの日にはアレとコレをやって、できればアレも片付けたいな~」なんて思いながら、結局何も手を付けられなかった…なんてこともしょっちゅうです。

だから定年して毎日が休みになったら…と壮大な計画を立てても、自分の身の程に合っていなかったら実現は不可能かもしれないんです。

定年後の暮らしも、老後の暮らしも全ては今、今日の暮らしの延長でしかないんだな、って思います。

今日が充実してなければ明日だって来年だってずっとずっと先も充実させっこないのです。

あ、でもこの本によれば「充実させてなくてもいい」のですけどね。

人それぞれです。生き方なんて。

自分は自分だ、と腹を括ればなんとか生きていけるのかも。

逆に、「こうじゃなきゃいけない」とか「周りのみんながやってるから」とアレコレ情報に惑わされると、思わぬことに足を引っ張られる危険がありそうです。

例えば【退職金で投資を始める】とか【終活セミナー】なんて、お金を捨てるようなものです。

老後の資金よりも目の前の子どもたちの学費を優先している今、多くの不安もありましたが、この本を読んで少し気が楽になりました。

最後まで読んでいただきありがとうございます☆他にも楽しいブログあります▽▽