スマホに管理されてるみたい
先日、図書館でパラパラっと見た「効率的な家事」についての本に、『忘れちゃいけない用事はメモ紙に書いてスマホの裏側に貼っておく』という方法が紹介されていました。
え~ちょっと待って…最新のスマホ、iPhoneを使いながら紙を貼るってどう?
なんて思いながら、実を言えば私も未だにアナログ媒体である紙とペンは手放せません。
もちろんデジタルツールも使っています。Googleカレンダーというアプリはすごく便利で、出かける予定を管理するのに重宝しています。
前もって乗り換えや場所などを調べてGoogleカレンダーで共有しておけば、「あれ?何時に電車に乗るんだっけ?」「駅からどう行けばいいんだっけ?」という時にすぐに確認できます。→【スマホ初心者向け】駅探(えきたん)とGoogleカレンダーの便利な使い方
でも、出かける予定ばかりがあるわけではなく、日常的に「アレしなきゃコレしなきゃ」と思ってちょっとメモに書き留めておくことって多いですよね。
手帳に書いておくほどもことではないけれど、忘れちゃいけないこと、今日買い物に出かけ時ついでに済ませる用事。
私はそれらをダイニングの隅の物入れの上のメモに(カレンダーの裏紙を利用)書いておきます。
この場所は引出しに財布や鍵をしまうので、1日に何回も見る場所なのです。
買い物に出かけるときも、下の引出しから鍵と財布、そしてメモ用紙も持って出かけます。
でも、やはりメモ用紙だと、済ませた用事とまだの用事が混在してしまって、新しいメモに済ませていない用事を書き写したり、なんて面倒なことも発生しがち。
だから「紙=アナログ」をなんとかしてスマートにデジタル化できないものかと試行錯誤してきました。
あるブログで紹介されていた「買い物リストアプリ」も試したことがあります。
あらかじめ自分がよく買うモノをリスト化しておいて、その中から実際にその日に買うべきモノを選ぶような仕組みになっていて、一度ダウンロードしましたが、やはり自分には合わなそうで、翌日には削除してしまいました。
何がダメかって…私はどうしてもスーパーで買い物しながらスマホを見るのが嫌なんです。ここはいくらアナログでダサくてもメモ紙を見て買い物するスタイルは譲れません。(こういうところ頑固…)
買い物リストは「紙」を続けるとして、やることリストを自動で通知してくれるようなアプリを探してみたところ、「Any.do」というアプリを見つけました。
「Any.do」はGoogleカレンダーとも情報が共有できて、「ある用事をいつやるか」と設定しておくと、それが完了するまでずっと通知が着続けます。
「Any.do」アプリを起動しなくても、スマホの画面に定期的に通知が来るので絶対に見落とすことはありません。
でも、あまりにもしょっちゅうに通知が来るので「いい加減にしてくれ~」という気持ちになってしまうのです。
更には、何も用事を書き込んでいないと、「今日の計画を立てましょう!」というメッセージまでやってきます。
これだと自分自身がやりたいと思って書き込んだことが、いつしかやらなければならないことに変わってしまうような気がするのです。
あ~、やっぱりデジタルツールは難しいな~というのが率直な感想です。
考えてみればパソコンとかスマホとか、道具は劇的に進化しているけれど、当の私たち人間は太古の昔から変わっていないのだから、道具に合わせきれないのも当然なのです。
そう自分を慰めながら、これからもやることの管理や買うモノは「紙とペン」でやっていくしかないのかな~と半分諦め、半分まだなんとかデジタル化を…と諦めのつかない気持ちも引きずっています。
コメント